顛末書とは、仕事で起こした不祥事の内容・経緯・対応策などを記入する書類です。
始末書との違いは、始末書は主に反省している思いを記入し、顛末書は主に経緯や対策を記入します。
このページでは、A4縦で書式が異なる2種類を掲載しています。
上は罫線を引いたフォーマットのみで、下は不良品を納品してしまったミスの例文を入力しています。
例文の書き方を参考にExcelで自由にカスタマイズし使用することが可能です。
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平成 年月日
顛末書
様
所属
氏名
下記の件について、その顛末を報告いたします。
件名
発生日時 平成 年月日( )午前・午後 時 分頃
経緯
詳細
対応策
納品ミスの記入例を入力しています。
平成 年月日
○部部長
○様
○部○課
顛末書
不良品を納品してしまった件について、下記のとおり顛末を報告いたします。
記
1.経緯
平成○年○月○日に、製造部第一製造課○○ラインで製造した○○○○に不良品が混入しておりました。
納入先からのクレームにより調査した結果、同日に発生した3台の不良品が良品に混入していた事が判明しました。
早急に良品を交換し、原因の調査に当たりました。
2.事故の詳細
内部の一部にロックワッシャーを使用しなければならないところに平ワッシャーを使用していたため、回転時に異音が発生しました。
製造工程担当者の不注意に重ね、検査工程での異音発生がなく、見逃してしまったことが原因でした。
3.今後の対応策
製造工程ではロックワッシャーは1カ所のみで、平ワッシャーは5カ所に使用することになっていました。
ですのでロックワッシャーを前工程でつけるようにしました。
平ワッシャーをつける工程では、前工程でのロックワッシャーが付いているかの確認を義務づけました。
また検査工程では、回転数を一定にしていましたが、二種類の回転数で検査することとしました。
以上